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ハイビスカスティーで夏の水分補給を!!

ハイビスカス。写真:クマモト敬和

古代エジプトの女王「クレオパトラ」も、美貌と若さを保つために飲んでいたとされるハイビスカス。

その原料は、沖縄やハワイなど常夏の島に生息している観賞用のハイビスカスと思われがちですが、実はローゼル種と呼ばれる食用の品種。
アオイ科の一年草で、原産は南アフリカと言われています。

ティーには、花が落ち実が膨らんだ時期の萼(がく)や総苞片(そうほうへん)の部分を乾燥させたものが使用されます。

体を元気にする、天然のスポーツドリンク

ハイビスカスティー。写真:クマモト敬和

ルビーのような赤い色が特徴のハイビスカスティー。
この赤色は、アントシアニンによるもので目をやさしく癒す働きがあります。

また、ハイビスカスティーと聞くと“すっぱい”というイメージがありますが、この酸味は元気チャージの成分・クエン酸を豊富に含んでいるため。

新陳代謝をUPして、疲れた身体をリセットしてくれるので、スポーツの後のドリンクや暑さで体力を消耗しやすい夏の水分補給にもピッタリです。

その他、ビタミンCも含まれており美容にも最適。
むくみが気になる時や飲み過ぎた朝のティーとしてもパワーを発揮してくれます。

ハイビスカスティーの入れ方

ハイビスカス作成中写真:クマモト敬和

温めたティーポットに茶葉をティースプーン2~3杯(6~8g)入れ、熱湯を400~450cc注ぎ抽出します。

抽出時間は5分を目安に!

酸味が苦手な人は、ハチミツや砂糖、ジャムなどを入れと飲みやすくなります。

暑い夏は氷をたっぷり入れてアイスで、エアコンの効いた部屋ではホットで!
どちらでも美味しくいただけます。

ハイビスカスに良く合うハーブ~夏version~

ネトル、ダンデリオン、ミントの写真。

ネトル

ハイビスカスの酸味にネトルの自然な甘さがプラスされ、さらに美味しくなります。
鉄分やビタミンCの補給にもおすすめ。

ブレンドの割合/ハイビスカス3:ネトル1

ダンデリオン

夏のむくみが気になる時には、ダンデリオンをプラス。
ハイビスカスとの相乗効果で体の中からキレイに!

ブレンドの割合/ハイビスカス2:ダンデリオン1

ミント(スペアミント、ペパーミントなど)

ひとつまみ加えるだけで、夏の暑さも吹き飛ばす後味スッキリの爽やかティーになります。
ブレンドの割合/ミントは少量(ひとつまみ程度でOK)

ハイビスカスのオレンジジュース割り

ハイビスカスのオレンジジュース割り

材料(約2杯分)

  • ハイビスカス/ティースプーン1杯
  • オレンジジュース/150cc
  • 熱湯/150cc
  • 氷/適量

作り方

  1. ティーポットにハイビスカスを入れ、熱湯を注ぎ5分程蒸らします。
  2. 茶こしで濾して、冷ましておきます。
  3. グラスにたっぷりの氷とオレンジジュースを半分位入れたら、その上にハイビスカスティーをゆっくりと注ぎます。

ハイビスカスの白玉団子

ハイビスカスの白玉団子

材料(約2人分)

  • ハイビスカス/ティースプーン2杯
  • 白玉粉/100g
  • 砂糖/30g
  • 熱湯/200g

作り方

  1. ティーポットにハイビスカスを入れ、熱湯を注ぎ5分蒸らし、濃いめのハイビスカスティーを作ります。
  2. 茶こしで濾して、冷ましておきます。
  3. ボウルに白玉粉を入れ、ハイビスカスティーを少しずつ加え、耳たぶくらいの固さまでこねます。
    • ※余ったハイビスカスティーはシロップにするので、残しておきます。
  4. 丸めて団子状にし、熱湯でゆでます。浮き上がってから1分程したら取り出し、冷水にさらします。
  5. 鍋に余ったハイビスカスティーを入れ、砂糖を加えて火にかけて煮詰め、シロップを作ります。
  6. 器に盛り、シロップをかけたら出来上がりです。

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