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2018 南阿蘇産レモングラスの収穫
南阿蘇TEA HOUSEの関連会社「南阿蘇農園」では現在、レモングラスの収穫が行われています。
今は一番摘みの時期。このあと、約1ヶ月半後から2度目の収穫を行い、10月までの間に約6000株を収穫するそうです。
農園スタッフによると、「今年は梅雨の降雨量が少なく心配したのですが、南阿蘇の天然水を適時に流すとともに、降雨の少ない中でも適度の水分を保持できる土壌を作ることで、香りのよいレモングラスができました」とのこと。
その言葉通り、選別が行われている作業場に一歩足を踏み入れると、そこはまるで癒し空間!
レモングラスの爽やかな香りが作業場いっぱいに広がり、残暑厳しい時期ですが清々しい気持ちになりました。
目次
肥料は最小限に、できる限り自然の力で育てています
農園のレモングラス栽培は、今年で6年目。
栽培期間中、農薬・化学肥料未使用栽培はもちろん、ここ数年は特に土壌づくりに力を入れているそうです。
そのひとつとして採用されているのが、“ぼかし肥料(EM菌を培養した土)”。
農地全体に有用な微生物を定着させ、その力で植物の生長を促すというもので、毎年農園スタッフが時間をかけて仕込んでいます。
農園のレモングラスは、この生きた土壌に強く根を張り、たくましく育っているんですね。
南阿蘇の天然水
農園のレモングラスは「香りが違う、格別」とよく言われます。
スタッフによると「レモンの様な爽やかな香りの源は、シトラールという成分にあると言われています。このシトラール成分を増やし、香りのよいレモングラスを栽培するには、適度な土壌水分を保持する必要があるんです」とのこと。
その水分保持のために使用されているのが、南阿蘇の天然水です。
南阿蘇には日本名水百選のひとつ「白川水源」をはじめ約11カ所の水源があり、まさに地下水の宝庫。
この清らかな自然の恵みが香り高いレモングラスを育ててくれています。
この天然水を引いて畑に流しています。
水は透き通っていて、清らか!
8月下旬、まだまだ日差しが強く暑い時期でしたが、触れてみると冷たく、とても心地よかったです。
収穫のようす
豊かな土壌と清らかな水、そして太陽の光をたっぷり浴びて育ったレモングラスは、100cmほどの背丈になったら収穫の時期。
鎌を使って1株ずつ丁寧に、毎日1時間半かけて約200キロを刈り取っていきます。
かなりの重労働ですが、この作業があってこそ美味しいレモングラスが味わえるんですね!!
刈り取ったレモングラス。
この後、選別作業に入ります。
鮮度抜群の青々しさ!!
カットしたばかりのレモングラスがこちら。
今年はいつもに増して、香りが強く、青さも際立っているように感じました。
この後、自社工場で乾燥をして「初摘みレモングラス」に加工されます。
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